仮面ライダーオーズ39・40話感想

いやぁぁぁぁぁぁぁちびアンク怖すぎるやろホラーか!呪怨か!呪怨の少年思い出したわ怖いわ((( ;゚Д゚)))


ふう…(まじでびびったしリアルにテレビ画面指差して叫んだ…)

終盤、感想が書けば書くほどどんどんどんどん重たく湿っぽくなってきたので先に軽めのをひとつ書いとくと、里中くんと後藤ちゃんはまたしてもひっどい凸凹コンビですねw 後藤ちゃん苦労人だねほんと…(´・д・`)


さて。
30話あたりで映司の体内に紫のメダルが取り込まれてからずっと思ってたけど、あれ以降、映司はヤミーの気配に気づけるようになってるよね。

戦闘における役割分担が
アンク→ヤミー察知、メダルの保持、戦略、メダル出し
オーズ→対ヤミー実戦
で、二人のうちどちらが欠けてもヤミーとは戦えないはずだったけど、映司自身がヤミーの気配がわかる、戦略にしても映司からアンクにメダル指定して要求したりしてる今、アンクの存在意義とは…?って。
(メダルの保持は当然映司本人にだってできるわけで)(ポケットに入れとくとか…?)(細かいとこ突っ込んだら戦兎くんにダメ出しされるやつ)

39話冒頭のアンクの悪夢、あながち根拠のないものでもないというか、映司が着実にオーズとして一人でも戦えるようになりつつあるが故の不安から生まれたものかな…と。ちびアンクの成長だけならアンクは「はっ!俺が負けるかよ」とか笑い飛ばしそうな人じゃん…そこで弱気にはならないというか。

そんなこんなの思いがありつつ40話に進んだので、河原のシーンは締め付けられるように切なかった。
比奈ちゃんの首もとを締め上げる場面。アンク本人より、映司と比奈ちゃんの方が、アンクのことを解ってる。「最初の頃と同じ」なんかではないこと。アンクが本気で比奈ちゃんを潰すなんてもうできないと理解してるからこその、アンクの腕を掴んで抵抗していた手を静かに下ろす比奈ちゃん…その姿を見て思わず揺らぐ、揺らいだことでようやく変化した自分自身を理解するアンク…( ;ω;)ウウ

『ただ時間が積み上がっちゃった、好きだとか嫌いだとかの前に』

あるよね…あるよそういうこと…「情が湧いた」までもいかないかも、だけど今すぐいなくなっていいの?って問われたらちょっと待ってそれは困る、って口をついてしまうような。よく考えたら別に困らないのかもしれないけどでも困る、だって毎日毎日ずっと一緒に居たから。

橋の下での誕生日パーティー、あんなに暖かくてあんなに得体の知れない悲しみに満ちた誕生日パーティーがあるかよ…(泣)。
チープにキラキラした電飾、アンクにとんがり帽子をかぶせてあげる映司、仏頂面でケーキのロウソクを吹き消すアンク、ハッピーバースデーの旋律をギターでかき鳴らす知世子さん、アンクの周りを囲んで踊る3人、重なる比奈ちゃんのモノローグ、頬杖つきながらケーキを口に入れるアンク、落としたとんがり帽子を拾って頭にのせるアンク…

すべてがあたたかくてやさしくて、この先ずっとこのままではいられないことを誰もが口にはせずとも薄々感じながら、すべて飲み込んでただこの時間を大切に慈しむ、その空気が迫ってきて、泣けて泣けて仕方なかった。

そのあとの夜明けのシーンも良かったな…薄青い世界の中に佇む映司とアンクと比奈ちゃんと、場所は違えど時を同じくする後藤さんと。
(伊達さん行っちゃったから後藤ちゃんを後藤ちゃんて呼ぶ人がいなくなってしまった…)

メダル全部ちびアンクに持っていかれて、この先どうなっちゃうんだよアンク…っていうのも勿論あるんだけど、同時にもうひとつ考える、「仮にグリード組の邪魔立てがなかったとして、どうなったら『ハッピーエンド』なのか」ってことを。
全てのコアを集めてアンクが完全復活したとして、刑事さんは刑事さんとして回復して、その場合アンクは現状の「腕以外ほぼ人間の姿」とかでなくもう完全にあのグリード態なわけで(姿は変えられるんだろうけど)、さらに目的を達したアンクが理由なくあの屋根裏に居続けるとも思えないし、そうすると結局は別れが待っている…?ていうかアンクその後どうするの…?グリードとして生きるためにヤミーを作って欲望を喰らって生きるの…?ってとこまで考えてなんだか辛くなってきて思考停止しました。。

残り話数、あと8話。