仮面ライダーオーズ47話感想

最終回直前まで来たのに、着地点が見えない…!!

名作あるあるじゃないですかこれ?
(ジャンル違いだけど直近だと「おんな城主直虎」とか)

断片的に最終回のあれこれを(台詞とか、変身形態とか、場面の絵面とか)知ってるけど、どこがどんな感じになって残り23分であそこにたどり着くんだよ…。

それはそうと、アンクのコアを割るのは映司だと勝手に思い込んでいたので(暴走して無意識にor明確な意志を持って、どちらだろう…どっちにしても地獄だけど…とか思ってた)、まさかおまえ!ドクター真木おまええええええ!って感じでした。。

「お兄さんも映司くんもアンクちゃんもって欲張れるのは比奈ちゃんだけ」からの、比奈ちゃんがアンクを探して会いに行く場面が沁みた…。
クスクシエで会ったとき「寄越せ」と言った信吾さんの体を、「もうすぐ返す」と言うアンク。
自分自身に終末が近づいていることを察しているアンクと、それを理解して茫然とする比奈ちゃん。
その終末を「消滅だ」と言うアンクと、「死んじゃうの…?」と言う比奈ちゃん。
「死とは?」「死と消滅は何が違うのか?」って日曜朝からちびっこに投げかけるにはなかなか重いテーマですね。。生命の終焉が「死」だとして、じゃあ生命とは?命とは?生きているとは?っていう。
今のアンクはどう見ても「命がある」「生きている」としか思えない。だけどそれは人間のような見た目をしているからそう思える、だけなのかもしれない。
傷ついたとき血を流せば「生きている」、メダルが散らばれば「単なるメダルの塊」。まあそうなんだけど。そうなんだけど…そうなのか?ほんとに?的な。。
「誰かが悲しみ涙を流すならそれは死だ」っていうのも、正しいようで違う。誰も悲しまなくても、誰も知りさえしなくても、それでも人の死は厳然として「死」だからね。消滅などではなく。
それがアンクが渇望し続けた「命」の本質なのかも…と思ったりもする…が、まとまらない…。


とりあえず、里中くんに「素敵…!」ってときめく伊達さん可愛すぎ。ってことでとっ散らかったまんまだけどひとまず〆。

次回、最終回。